紫陽花と変化と不動産市場の推移
例年より早い梅雨の季節の到来と共に、色映える紫陽花の季節になりまた。
紫陽花には、色の変化と共に移り気と言う花言葉もあるらしいですが、私はこれを「変化」と読み替えています。
コロナにより様々な変化が、私たちを取り巻く環境には起こっています。
生活や社会活動の根幹をなす不動産も例外ではありません。ただ不動産の売買市場は、実需(実際にお住まいになる。もしくは自己使用する事務所など)や投資(収益物件購入)の動きは堅調です。これはおそらくこれからの不透明な将来に対する一つの対策の表れだと思います。
住宅ローンは低金利ですし、キャッシュポジションの高い企業さんも多く見受けられます。
私なりに人や企業の心理を推察しますと、この「コロナ環境」により、あらゆることに一つの踏ん切りがついて来ていると思います。
例えば、相続対策などもいずれはと考えていた人達が、このコロナにより明日の事は分からないという、漠然とした不安をこの1年半度の間に抱いたのは、事実だと思います。不安は行動を促す一つの要素になります。ワクチン予約に殺到するのも一つの例でしょう。
緊急事態宣言も延長されました。大規模ワクチン接種もスタートし、今度こそ再び宣言がされない様に願うばかりです。
もう少しの辛抱と信じて、コロナに注意しながら、元気に行きましょう。