コロナ禍の不動産市況

暑い!!・・・ですね。
もう本当に・・・。マスクをしているせいで余計に暑い・・・。
言っててもしょうがないので、諦めます(笑)

さて、新型コロナウイルスの感染拡大が新たな局面を迎えていますが、それに伴って不動産市況はどうなっているかと言いますと・・・
売買物件はよく動いてます(驚)
コロナ禍による不景気から不動産流通が鈍化し、それによって売買価格も下落していくかも知れないと予想していましたが、現状は活発に動いています。
実需物件(自らの住まいとして購入する物件)、収益物件(家賃収益を得るために購入する物件)共に大きな価格変動もなく売れている情報を多く得ています。
当社は立地と職種柄、収益不動産のお取り扱いも多いのですが、4億円、6億円を超える物件にも複数の購入申し込みや検討が寄せられ、満額近い金額での成約情報も得ております。
コロナ ⇒ 不景気 ⇒ 価格下落というような、単純な話にならないから面白いものだなと思っています。

逆に、非常に動きが鈍くなったのは事務所物件の賃貸ニーズです。
面積規模の大小を問わず、空いた部屋への問い合わせは非常に少ないです。
不景気によるコストカットを行うにも、移転にかかるコストも大きいためそれも様子見ということなのでしょうか。
また政府が打ち出した家賃支援給付金のお蔭で、当面は即時の移転を行わずに済んでいるというもの大きな要因なのかも知れません。
とは言え、この状況下では積極的、前向きな移転(規模拡大や新規開業含む)も行われず、結果として事務所テナント市況の鈍化につながっているものと考えています。

新型コロナウイルスにより、様々な事柄に大きな変化がもたらされていますが、私たちは顧客の皆様がこの状況を難なく乗り切り、更には「禍転じて福と成す」という結果を迎えて頂けるよう、情報発信やサービスのご提供に邁進したいと思っています。