長い人生で、幸いお医者さんの世話にならない方は、稀にいらっしゃると思いますが、不動産と関りを持たれない方は一人としておられません。今お住まいの住居や会社の事務所・店舗など、必ず一人の例外もなく不動産と日々関係しています。安らぎの住まい、快適なオフィス、おしゃれな店舗。求める内容は人それぞれでしょう。またこれらの不動産を提供する人や会社もたくさん存在します。いわゆる不動産賃貸業の方々です。これらの不動産を提供し、そのサービスの対価として、不動産オーナーは収益を得ています。つまり個人・法人を問わず、賃貸を業(なりわい)にしている以上、事業になります。
不動産投資はあくまでも収益を得る手段の一つですが、目的は人それぞれ違います。例えば自分たちの老後の蓄えや、子供たちの教育資金、親の介護費用などが有るでしょう。また資産形成や節税対策というケースも有ると思います。生涯を通じて収入を得たいとは、誰もが望むところです。そして不動産投資を行う目的を突き詰めて考えると、必要性が生じた時のお金に困らない事だと私は考えます。つまり不安を取り除くという事です。お金が有るだけで幸せになれるかと言うと、勿論そうとは言いきれないと思いますが、少なくとも不幸にはなりにくいと考えられるのではないでしょうか。

新しい時代の幕開けとなりました。家主業を行うには、当たり前の話として不動産を所有している事が前提です。購入により所有された方もいれば、相続で得られた人もおられるでしょう。所有経緯は人それぞれでも、平成に大きな地震の体験を経てきた我々は、建物の構造や築年数に関心が高いと思います。勿論、家主業として、不動産を購入・所有する場合は、様々な要素を複合的に考えます。人口減少問題やインバウンドの増加。利便性に富んだ人気のエリアかどうか。築年数はどうか。銀行の融資はつくのか。収支は合うのか等々・・。そして何よりも物件価格と自身の予算です。当社では顧客の方々に、これからの不動産投資のポイントとして、「旧から新」「遠から近」「外から内」の3つを提唱して、新たな不動産購入や所有不動産資産の変換を行って頂いております。